top of page
執筆者の写真西川 浩樹

家族信託を公正証書で作成するべき?メリットとデメリットをわかりやすく解説



公証役場と公正証書のイメージ

「家族信託って聞いたことあるけど、公正証書って必要なの?」

そう思っているあなた、実は公正証書で作成することで、家族信託のメリットを最大限に活かせるんです!

この記事では、家族信託を公正証書で作成するべき3つの理由と、公正証書作成の流れを分かりやすく解説します。


1.トラブルを未然に防ぎ、安心できる

家族信託は、当事者間の合意に基づいて行う契約です。しかし、口約束や私文書では、後から内容を巡ってトラブルになる可能性があります。

公正証書は、公証人が契約内容を確認し、作成する正式な文書です。そのため、契約内容の確実性と証拠力が格段に向上し、将来的なトラブルを未然に防ぐことができます。

特に、以下のようなケースでは、公正証書作成が重要です。

  • 財産価値が高い場合

  • 家族関係が複雑な場合

  • 高齢者や障害者など、判断能力が低下している人が関係している場合


2.金融機関との手続きがスムーズ

近年、家族信託専用の口座(信託口口座)を提供する金融機関が増えています。信託口口座は、信託財産を管理する上で非常に便利ですが、開設には公正証書が必要となる場合が多いです。

また、不動産登記や相続手続きにおいても、公正証書があればスムーズに進めることができます。


3.専門家のサポートを受けられる

公正証書を作成するには、公証役場にて公証人の立ち会いが必要です。公証人は、法律の専門家として、契約内容の適法性や当事者の意思確認をサポートします。

特に、家族信託は複雑な制度のため、専門家のアドバイスを受けながら進めることが重要です。

公正証書作成の流れ

  1. 必要書類を準備する

  2. 公証役場へ予約する

  3. 公証人立ち会いのもと、契約内容を確認する

  4. 公正証書に署名・捺印する

  5. 公正証書手数料を支払う

費用は、財産価額によって異なりますが、数万円程度です。


家族信託を公正証書で作成することは、将来的なトラブルを未然に防ぎ、円滑な信託運営を実現するために非常に重要です。

費用はかかりますが、家族の安心と信託の円滑な運営のために、公正証書作成を検討することを強くおすすめします。

家族信託の専門家である当社にご相談いただければ、公正証書作成に関する疑問や不安を解消し、最適なサポートを提供いたします。

お気軽にお問い合わせください。





閲覧数:4回0件のコメント

Comments


bottom of page